お別れについて。
お別れは、ペットを迎え入れた時点で、いつかは必ずしてあげなければならないことの一つです。
それは遠い未来かもしれないし、考えてるよりとても早いかもしれません。
そして選択の余地なくお別れがくることもあれば、飼い主さんが「選択」をしてあげないといけない場合もあります。
癌の場合、抗がん剤や放射線をするのか、腎不全の場合、治療をするのかどこまで続けるのか。
例えはほんの一部で、その時その時で選択しなければなりません。
飼い主さんによく聞かれますが、その選択に答えも正解も存在しません。
「自分の飼い犬・飼い猫やったらどうする?」と聞かれた時は、できるだけ本心に沿ってお答えするようにはしてますが、選択するのは飼い主さんです。
(時々、全く同じ気持ちと同じ考えで、同じことに悩んでる飼い主さんの話を聞いてると、気持ちがわかりすぎて、とても苦しくて辛いときもあります。)
今まで大切に大切に、一緒に過ごした飼い主さんが、悩んで悩んで選んだ答えが全てです。
わたしも、猫達が増えた今、増やした以上、いつか来るたくさんのお別れを覚悟しています。
写真左の毛布、小屋に入らないえっちゃんが寒いかもと、この冬の初めに買ってきた二枚重ねの毛布。
(エアコンもペットヒータもついてます。)
その毛布より、15年は当院で使ってるであろう右の毛布がやっぱりいいらしいです。
落ち着くみたいです。
洗濯でかなり薄くなってるのに・・・(^_^;)