この機器の導入により、血液を遠心処理せずに全血(採血したままの血液)のままで測定でき、かつ、複数検体を同時に処理することが可能となりました。検査が重なった時の待ち時間を短縮できるようになりました。
さらに、検査した患者さんのデータは全てコンピューター内に保存されるため、いつでも以前のデータを呼び出して印刷することが可能です。
当院では、病気の進行や薬の投与によって変動する検査値の変化を下図のようにグラフとして表示して飼い主さんに説明しています。
これからも、言葉を話せない動物たちの病状をわかりやすく、丁寧に説明できるよう努めていきたいと思っています。わからないことがあれば遠慮なく聞いてくださいね。