2ケ月ほど前にニャーチコ♀の乳腺に、小さなしこりを発見しました。
猫の乳腺腫瘍は90%が悪性です。
悪性度も高く、術後も余命が年単位では残されてはいません。
推定13歳以上のニャーチコ♀。
腎臓も悪く、麻酔のリスクもあります。
家猫になって7年ですが、神経質でかなりの怖がりさんで、全ての治療が簡単にできるわけではありません。
治療はできても、人間との関係が全て壊れ、触れなくなるかもしれません。
数日かなり迷いました・・・エコちゃん♀やノーラちゃん♀なら間違いなくOPEします。
このまま穏やかに見守ってあげるか、後悔するかもしれないけれど手術するか・・・。
最終的に、「やっぱり手術しよう、人間嫌いになっても、触れなくなっても、ニャンズと楽しく暮らしてくれたらそれでいい。」と。
しこりは小さな物ですが、悪性の場合を想定して、上から下まで片側全部の乳腺を取り除きます。
この手術は毎回、犬も猫もすごく痛そうで・・・(T_T)(T_T)。
他の猫だったらいいと言う訳ではあいませんが、一番苦労してきているニャーチコ♀がよりによって何で?!
何でニャーチコ♀なん?!っていう腹立たしさと悲しいのと。
だけど、やっぱり神様っているんですね(こんな時だけ(笑))。
病理検査の結果、ニャーチコ♀の腫瘍は良性でした!!
転移することもなく、取ったら終わりです。
今まで何度となく同様な経験をしていますが、こんなうれしい結果はありません。
ニャーチコ♀には、せめてあと5年は生きてほしいなあ。
そして現在のニャーチコ♀ですが、触れなくなるどころか、前よりもっと距離が近くなった気がします。
術後で毛の無いポンポンが、触り心地が良くって、ついついお腹をなでてしまいます(*^^*)。