ちー君。

18年前、当院から里子にでたキジトラの男の子、ちー君が先日、生涯を終えました。

当時は捨て猫がとっても多く、哺乳瓶で育てる機会が頻繫にあったので、ちー君がどういった経緯で当院に来たのか記憶が定かではありませんが、先生が夜間病院から連れて帰ってきたような気がします。

哺乳瓶でうまくミルクが飲めず、カテーテル(細いチューブのようなもの)で直接胃までミルクを入れることも多かったし、

初乳を飲まずにへその緒がついたまま1腹遺棄されて、毎日1匹づつ亡くなることもありました。

まだまだ若く、純粋(笑)だったわたしは泣いてばっかりいたような・・・(^_^;)。

そんな中で、しっかり育ったかわいいかわいいキジトラ君は、1度里子に出たのに、たった1日でやんちゃすぎるという理由で戻ってきました(^_^;)。

まだ500gほどだったのに。

まだまだ小さな出戻りキジトラ君が、院内を走り回っていたところを、たまたま犬の通院で来られていたSさんが見かけ、家族にして下さることに☺。

1歳過ぎで骨折したりとありましたが(やっぱりやんちゃだったのね(^_^;))、Sさん家族と幸せな長い時間がたって・・・。

やっぱり最期は、猫の宿命ともいえる「腎臓」でした。

Sさんは仕事の合間を縫って、毎日毎日通院してくれました。

Sさん、18年間大事に大事に飼って下さり、本当にありがとうございました。

 

↓↓以下Sさんの娘さんが、最期によかったらと下さった写真です。

 

 

 

 


↑↑ポメラニアンの家族と一緒に寝ているところ♡♡♡。

 

 

 

娘さん、また次もキジトラ柄の猫が飼いたいそうです☺

 

最後に、「ちー君、本当に幸せだったね~長生きしてくれてありがとう。」