午後の出勤時、必ず2階の窓で待っていてくれる金ちゃん。
ニャーと窓辺でマイマイした後、すぐに玄関まで走ってきてくれます(*^_^*)
玄関の扉を開けたらすぐそこに金ちゃん。
そしてそのまま前を歩き、また二階のベランダに誘導してくれます。
目的は、お腹をなでれ~と。
先に寝ていたエコちゃんは迷惑そう(^_^;)
最近エコちゃん、午前中は受付後ろにおらず、2階にいます。
地震後、30分ぐらいだったと思います。
妹宅に到着すると、いつもと何ら変わらずチャトンが玄関までお出迎えにきてくれました。
家の中も2~3個小さな物が落ちてるだけで、全く被害もなく。
それからユキちゃんを探すも、ユキちゃんがいない。
どこかに隠れてるのかと、あちこち探すもいない。
開いてもいない扉という扉を開けてもいない。
嫌な予感が。
まさか<玄関から入ったときにすり抜けた?!>と玄関に行くと、玄関内側取っ手の真下にオシッコが!!
逃がした!!と思って震えるというか泣きそうというか体が凍リつくというか、わたしのボキャブラリーでは表現できない怖さ。
慌てて外を見てみるけど、だいぶ時間がたってたので見える範囲にいるはずもなく。
震える手で妹に電話しないとと、ふと目に入った先はお風呂場。
そんなところに入ってるのは今まで見たことなかったけれど、もしやと。
風呂釜の中で見たことのないユキちゃんがいました。
体反面、水に濡れて。
蛇口から振動で垂れた水に、濡れたんだと思います。
うれし泣きなのかホッとしたのか、涙が出てきて暫くユキちゃんを抱っこして動けませんでした。
ユキちゃんは今まで脱走を図ったこともないし、どちらかというと妹曰く優等生だと。
けれど玄関から外に行けることは知っていて、とっさに玄関まで逃げたんだと思います。
そこで恐さのあまりおしっこを漏らしてしまい、お風呂場へ走ったのかと(T_T)
そこから、一気に地震が怖くなりました。
地震=何かでペットを失うかも知れない。
例えばもし窓ガラスが割れて、外に出てしまったら?
最悪のことも考えて、できるだけ準備しておかなければ。
皆様も、家族でよ~く話し合って下さい。
人間は災害時、守ってくれる助けてくれる機関がありますが、ペットを守れるのは家族だけです。
このまま何ごとも起こりませんように。
地震時、ニャンズは病院2階のリビングにみんないました。
ちょうど、朝のオヤツタイムでした(猫が複数いるので、食欲の確認の意味も込めて)。
地震を予知してる猫はひとりもおらず、一気にみんな点でバラバラに。
わたしは、人間がびっくりしたら猫がびっくりすると思って、声もあげずじっとしていました。
地震がおさまっても、病院のニャンズの隠れ場所は大体把握してたので、その時はそんなに心配もせず。
地震後もそんな深くたいそうに思っておらず、子メダカちゃんの小さな鉢の水がたくさん溢れてたので、それを心配して見てました。
先生が「呑気にそんなん見てらんと自宅見に帰り!!」と。
急いで自宅に戻ると、家の被害にもびっくりしたけれど、まずはふたりの猫を確認。
そしてそのまますぐに妹宅へチャトンとユキちゃんの確認へ。
そこからわたしの恐怖が始まったのです
ユキちゃんがいくら探しても見つからない(T_T)
(ユキちゃん事件はまた明日に)
そして病院に戻り、さっきの恐怖と不安でいっぱいいっぱになりながら、みんなの確認をすると、金ちゃんだけが見当たら無い。
もう泣きそうでした。
地震後一時間近くたってたと思います。
せつ子とエコちゃんは、この時だけは仲良くいつものレントゲン室に。
ニャーチコは押入れ内の、隠れ家ダンボールに。
ノーラちゃんは、すでにリビングでくつろいでました。
先生と探しまくったら、金ちゃん、見つかりました。
FOOD庫の棚の一番上段、たくさんの荷物の後ろに耳の先が少しだけ。
金ちゃんが、かちこちに固まって隠れてました。
あんな高いところに登った猫は、金ちゃんが初めて。
とにかくみんな無事でよかったです。
少し体調が悪くてお預かりしてた、猫ちゃん。
すっかり元気です。
早く、素敵な家族が見つかるといいね~。
金ちゃん、張り付いて見てます(^_^;)
地震から4日たちました。
やっといつもの日常に戻ってきた感じがします。
人間も猫も心がやっと落ち着いてきた感じ。
ニャンズも昨日あたりから、いつものみんなに戻っています。
一番地震の後遺症を長く引きずってたのは、妹宅のゆきちゃん。
昨日まで、まだかなりおどおどしてました。
次に当院せつ子ちゃんと、先生宅むーちゃんもしばらく挙動不審。
わたしも地震後に、室内にいるはずの猫がなかなか見つからないということがあって、今回はかなりこたえました。
いつもニュースで見る各地の災害も、どこかで他人事のように思ってたんだと思います。
いざ自分の身に起こると、こんなに自分が弱かったのかと。
地震が怖いでというより、猫達の不安なかわいそうな状況に心が沈み、もし今後避難しなくてはいけなくなったとき、犬猫を・・・という大きな不安。
急を要する避難の時、怯えてパニックになって、どこかに隠れてる複数の猫の居場所を見つけて、キャリーに入れる、考えただけで大変です。
当院でも室内でパニックになり、ガラスで肉球をざっくり切れた猫や、爪が折れてしまった猫が数匹来院されました。
避難時にと、愛猫の処方食のストックを買いに来られた方も。
そしてSNSを見てても、脱走してしまった猫もたくさんいるようです。
わたし自身、地震で網戸が動いてるのに気付かずに、窓を開けてて冷やっとしました。
当院もガラスが割れたりとありましたが、ニャンズもみんな元気にしています。
犬猫、そして人間の心の傷が癒え、早くいつもの生活に幸せを感じますように。