病院の子たち
地震の時のニャンズ。
地震時、ニャンズは病院2階のリビングにみんないました。
ちょうど、朝のオヤツタイムでした(猫が複数いるので、食欲の確認の意味も込めて)。
地震を予知してる猫はひとりもおらず、一気にみんな点でバラバラに。
わたしは、人間がびっくりしたら猫がびっくりすると思って、声もあげずじっとしていました。
地震がおさまっても、病院のニャンズの隠れ場所は大体把握してたので、その時はそんなに心配もせず。
地震後もそんな深くたいそうに思っておらず、子メダカちゃんの小さな鉢の水がたくさん溢れてたので、それを心配して見てました。
先生が「呑気にそんなん見てらんと自宅見に帰り!!」と。
急いで自宅に戻ると、家の被害にもびっくりしたけれど、まずはふたりの猫を確認。
そしてそのまますぐに妹宅へチャトンとユキちゃんの確認へ。
そこからわたしの恐怖が始まったのです
ユキちゃんがいくら探しても見つからない(T_T)
(ユキちゃん事件はまた明日に)
そして病院に戻り、さっきの恐怖と不安でいっぱいいっぱになりながら、みんなの確認をすると、金ちゃんだけが見当たら無い。
もう泣きそうでした。
地震後一時間近くたってたと思います。
せつ子とエコちゃんは、この時だけは仲良くいつものレントゲン室に。
ニャーチコは押入れ内の、隠れ家ダンボールに。
ノーラちゃんは、すでにリビングでくつろいでました。
先生と探しまくったら、金ちゃん、見つかりました。
FOOD庫の棚の一番上段、たくさんの荷物の後ろに耳の先が少しだけ。
金ちゃんが、かちこちに固まって隠れてました。
あんな高いところに登った猫は、金ちゃんが初めて。
とにかくみんな無事でよかったです。
少し体調が悪くてお預かりしてた、猫ちゃん。
すっかり元気です。
早く、素敵な家族が見つかるといいね~。
金ちゃん、張り付いて見てます(^_^;)
地震から4日。
地震から4日たちました。
やっといつもの日常に戻ってきた感じがします。
人間も猫も心がやっと落ち着いてきた感じ。
ニャンズも昨日あたりから、いつものみんなに戻っています。
一番地震の後遺症を長く引きずってたのは、妹宅のゆきちゃん。
昨日まで、まだかなりおどおどしてました。
次に当院せつ子ちゃんと、先生宅むーちゃんもしばらく挙動不審。
わたしも地震後に、室内にいるはずの猫がなかなか見つからないということがあって、今回はかなりこたえました。
いつもニュースで見る各地の災害も、どこかで他人事のように思ってたんだと思います。
いざ自分の身に起こると、こんなに自分が弱かったのかと。
地震が怖いでというより、猫達の不安なかわいそうな状況に心が沈み、もし今後避難しなくてはいけなくなったとき、犬猫を・・・という大きな不安。
急を要する避難の時、怯えてパニックになって、どこかに隠れてる複数の猫の居場所を見つけて、キャリーに入れる、考えただけで大変です。
当院でも室内でパニックになり、ガラスで肉球をざっくり切れた猫や、爪が折れてしまった猫が数匹来院されました。
避難時にと、愛猫の処方食のストックを買いに来られた方も。
そしてSNSを見てても、脱走してしまった猫もたくさんいるようです。
わたし自身、地震で網戸が動いてるのに気付かずに、窓を開けてて冷やっとしました。
当院もガラスが割れたりとありましたが、ニャンズもみんな元気にしています。
犬猫、そして人間の心の傷が癒え、早くいつもの生活に幸せを感じますように。
みもちゃん2。
お互いに幸せな時間。
必死な金ちゃんと対象的なノーラちゃん。
今日のさんまい。
AM11:00の写真。
今だから話せること2。
前回の続きです。
5 の自動ドア
6 の屋上問題以外は金ちゃんの性格もあってか、なんとなくそれなりにすんなりいった方だと思います。
最初の頃は、金ちゃんがリビングに来るとみんな隠れはしないけれど、ピリピリとした雰囲気がありました。
金ちゃんがひとりで暴れてるのを、冷やかに遠くで観てたり、。
だけど金ちゃんは、しつこく他の子にちょっかいかけたりしないし、おやつ時間も後ろでジッと順番がくるのをきちんと待ってます。
ほかの子が食べてる物を奪ったりもなく。
金ちゃんの方も、最初は隔離してた部屋にすぐに戻ったり。
あとは隔離部屋ですでに仲良かった、ノーラちゃんの力が大きかったです。
ネコひとりに対して、一つだけ怒ってもいいことを決めてます。
ダメという時はダメの内容は一つに。
犬はそうはいきません。
お散歩で家族以外の人と交流するので、きちんとしつけが必要です。
けれど、基本猫は家族と家の中が全世界です。
自宅の猫は、ひとりめはキッチンに上るとダメと。
禁止事項はそれひとつに。
ふたりめも同じようにしてたのですが、先住猫をいじめるために、キッチンは目をつぶって、先住猫を追いまわした時にダメと。
5 の自動ドア問題はそれでなんとか金ちゃんもわかってくれたようです。
最初の頃は待合に、受付から飛び降りたりと何度かヒヤっとしました。
診察時間内に待合に行くと、大きなわたしの怒鳴り声が(笑)
今まで優しかった人が大きな声を出したので、最初は目が真ん丸にびっくり顔に(笑)。
今は意味を理解してくれて、診察時間内は待合に行きません。
6 の屋上問題は、小さいけれど、二階のベランダにネットを張ってもらうことで解決。
にゃーちこもそこでなんとか我慢してくれてます。
すっかり、ごにんのニャンズメンバーの空気感も安定して、穏やかな日々です(╹◡╹)
あとは金ちゃん、ソフィと仲良くなろうね~(^○^)
今だから話せること1。
金太郎くんがスタッフになって、半年がたちました。
当初は心配と不安でこちらがしんどくなるぐらいでしたが、思ってたよりも上手にみんなに溶け込んでくれて、正直ホッとしています。
一般の家庭と一緒で新しい子を入れるのは、しかも大人猫を迎えるのは毎回不安だらけです。
特に今回は、金ちゃんはとびきり元気な大人猫です。
1 せつ子ちゃん以外はシニアで、みんなのんびりしているところに、ハイパーな金ちゃんが入って大丈夫か?
2 猫が増えたことによって、誰かターゲットになって、いじめが始まらないか?
3 最大の心配は、足が一本無いエコちゃんにちょっかいかけたり、襲ったりしないか。
(夜だけ隔離したらなんとかいけるか?そうなった場合どう対処するか。)
4 いろんな動物の匂いがする当院で、男の子の金ちゃんがマーキングしないか?
5 脱走ぐせがあるのか、特にに気を付けるように言われてたので、自動ドアから出ていかないか?
6 もう一つの大きなネックはF3の屋上。
みんな大好きな場所だけれど、金ちゃんを迎え入れると閉鎖しなければなりません。
金ちゃんは3階から鳥とか追って落ちそうなので(^_^;)
お外生活の長かったニャーチコの、一番好きな場所を取り上げて、ニャーチコがストレスを感じないか。
他にも不安は多々あって。
先生に何度も「金ちゃんを病院の子に」とお願いすると同時に、不安は大きくなるばかり。
結果なんとかなりました(笑)
今では金ちゃんのいない生活は考えられないし、金ちゃんがかわいくて仕方ないです。