ノーラちゃん♀、昨夜から通常運転にもどりつつあります。
やっと自ら食事もとってくれたし、椅子にひとりで飛び乗ることもできました。
いつまでこの穏やかな時間が続いてくれるかわからないけれど、今は感謝と幸福感で胸いっぱいです(;O;)。
今までずっと強制給仕していたので、やっと自分から食べに行った瞬間!!
野良猫をお世話しているあるおじさんが、瀕死の状態のノーラちゃんを、当院に連れてこられました。
約11年前のことです。
当時ノーラちゃんは、隣町のある神社にいたそうです。
ノーラちゃんの性格を知っている方ならわかる思いますが、お外にいるにはとっても危険な性格です。
犬でも猫でも誰でもウエルカムなノーラちゃん。
長い入院からの退院時に、おじさんにお話しをしてノーラちゃんを譲り受けました。
当時快く「この子にはその方がいいかもな~」と言って下さったけれど、手放す寂しさは相当だった想いとます。
なぜなら入院中も毎日面会に来られてたから。
八幡にお住まいのおじさんが隣町まで、しかも自転車で雨の日でも毎日お世話しに通って、病気になったら病院に連れて来るって凄い愛情だと思いませんか?
そのおじさんは今でもひょっこりお外の猫のために来院されます。
虫の知らせがあったのか?ノーラちゃんが体調を崩してから、たまたま来院されました。
おじさんにノーラちゃんの様態が良くないことを、きちんと伝えることができてかなりホットしたわたし。
ノーラちゃんを撫でてくれるおじさんを見て、最後になるかもと思いながら。
おじさんが帰られた後に「ノーちゃん、もういつ亡くなってもいいよ」と伝えました。
み~んなに愛されているノーラちゃん、もう少し穏やかな時間がゆっくりが流れてくれますように。